〜読譜力・初見力を身につける〜 サクソフォーンのための40のエチュード
販売価格: 1,870円(税込)
商品詳細
松浦真沙著、有村純親監修
日本発!新作エチュード「40 Etudes for Saxophone」
「なぜ東京芸術大学やパリ国立高等音楽院の入試課題に初見演奏があるのでしょう?」
初見力・読譜力を身につけるための新作エチュード! 初見力を鍛えることで楽譜を読み解く力もついてくる!クラシック音楽のあらゆるスタイルの音楽と、さまざまな調性や拍子で構成された40曲。後半にはフラジオ音域も使って「当てるため」のフラジオから「表現するため」のフラジオをマスター!
〜以下本エチュード序文より抜粋〜
この度サクソフォーンに特化した初見課題を書いてもらうことになりました。「サクソフォーンに特化した」というのは、サクソフォーンの音域を考慮するということです。昨今のオリジナル曲の傾向も踏まえ、フラジオ音域も使用してもらいました。そしてサクソフォーンのオリジナルレパートリーといえば近現代の作品がほとんどで、他の楽器の人たちが勉強している、いわゆるクラシック音楽の古典的な様式に慣れ親しむ機会が圧倒的に少ないことも考慮し、それを補えるよう様々なスタイルの曲を書いてもらいました。
初見演奏とは、先生のレッスンや誰かのアドヴァイスに頼らず自分の経験とスキルのみで瞬時に「音楽的作品に仕上げる作業」のことです。ただの音の再現なら機械でもできますし、それも今後ますます性能の高いAIがとって替わることでしょう。このエチュードは、これまで日本ではあまり重要視されてこなかった初見演奏にスポットを当て、全てのサクソフォーン奏者が更に音楽的且つ実践的な力をつけられることを意図して作られました。
有村 純親